α-リポ酸

αリポ酸は分子内に2つのイオウ原子を含み、酸化型と還元型の2つの型があります。酸化型とは、相手から原子を奪い相手を酸化させます。還元型とは、相手に原子を与え相手を還元させる作用があります。同じイオウ原子を含む

グルタチオンは、還元型しか抗酸化作用を示さないのに対して、αリポ酸は、酸化型も還元型も抗酸化作用を示すのが特徴です。抗酸化作用として、フリーラジカルを消去し、遷移金属をキレートして排除し、細胞内の抗酸化物質であるグルタチオンやビタミンCの量を増やす作用もあります。

同じイオウ原子を持つグルタチオン、ビタミンC,ビタミンE,等の抗酸化を再生する能力が存在します。これらの抗酸化物質は酸化されると抗酸化力が失われます。これを助けるのが、αリポ酸(酸化型と還元型の両方を持つ)の還元型(ジヒドロリポ酸)が酸化された物質を還元し再度

酸化能力を回復させます。フリーラジカルを発生する、鉄

や銅などのフリーの金属イオンとキレート(結合)する事によって活性酸素の産生を抑える事もしています。

多くの抗酸化物質は親水性(水溶性)か疎水性(脂溶性)

のどちらかの性質を持っていまが、αリポ酸は親水性、疎水性の両方の性質を持ち、細胞膜、細胞質、核でも作用し、

タンパク質や脂肪など全ての細胞内成分の酸化を抑制、

血液中の物質の酸化も抑制すると言われています。

                                   Dr.K

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