新しい歯周病治療の一考察 No.2

前回は、超高濃度ビタミンCが歯周病菌にどの様に作用をするかどうかを調べましたが、今回は歯周病菌に対する3 Mix に関して述べてみます。3Mixとはもともとはカリエス(虫歯)に対して考えられました。私の様に歯周病に使用している歯 科医師がいるのか解りませんが、使用した時と、使用しないでSRPをしてみると、使用した時の方が治りが良いと思うのは私だけでしょうか?これは10年程前の話になりますが、BMLで細菌検査(P.g、T.f、A.a、P.i、T.d菌)をした所、初めは全て危険域だったのが、3Mix  SRPをしたところ、全ての細菌数が安全域まで落ちていた経験があります。D.H の手技によっても違いが出るとは思いますが、細菌数(偏成嫌気性菌)を減らす事を考えれば、有効だと思います。   一時的には、常在菌も殺す事に成るとおもいますが、最終的には、口腔内の総細菌数は増えました。おそらく、害の無い常在菌数が増えた結果と思います。ただ、未だに解らない事、偏性嫌気性菌が死ぬ時にはLPSと言う毒素を出します、これが血管内に入ると体内からは、炎症性サイトカインが放出され身 体的には、炎症を起こしている状態と成ります。今後はこの炎症がどの程度の物なのかを明らめて行く必要性があると思 う今日この頃です。

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歯周組織炎(歯周病)の治療法 No.2

その機序としては、まず骨髄内でSCF (stem? cell? factor) IL-1(インター ロイキン1),IL-6(インター ロイキン6)が作用して骨髄系細胞の増殖、分化をおこします。ここで好中球の炎症細胞浸潤を起こす元が骨髄内で有る事、歯肉組織は骨髄と隣接していると考える事も可能ではないでしょうか?急性炎症では、CRPc-reaction? protein)などの蛋白が誘導され、これらを起こす、サイトカインを急性炎症サイトカインと言います。有名な物に、IL-1IL-6TNF-α(tumor necrosis? factor アルファ)があります。インターロイキンは現在30種類ほどあると言われています。歯周病で膿がでて骨が無くなって来る、歯の根元に膿がたまり腫れて来る等はそのほとんどが口腔内常在菌(200700)と言われている細菌の仕業です。俗に言う日和見感染が多い訳です。生体内の免疫機能が、体が疲れた時、風邪等をひき体力が消耗している時に表に出てきて炎症を起こします。少しのストレスを受けても、動じない身体づくり大切ではないでしょうか?自身がつくり、自身が炎症を起こし、自身が苦しみ、自身が治す。ちなみに、炎症の回復期には、IL-1IL-6TNF-α等、今度は修復に都合が良い様に働いてくれます。歯周病はどうでしょうか?感染症とも言われています。歯科の永遠のテーマかもしれません。その中でも、レッド コンプレックスと言われている歯周病菌3菌種の名前は、P.g,T.d,T.f3菌種と言われています。P.g(プロフィロモナス ジンジバリス)T.d (トレポネーマ  デンチコーラ)T.f(タンネレラ フォーサイシサス)と言われています。それに、劇的に骨の吸収を起こす、A.aがいます。A.a(アグリゲイチー アクチノミセテムコミタンス)これらの細菌はすべて、偏性嫌気性菌です。 カタラーゼはもちません。だから、私は超高濃度ビタミンCがこれらの嫌気性菌に効くのではないかと考えています。超高濃度ビタミンCは体内でH2O2を作りだし、フェントン現象で2価のFeと反応しヒドロキシラジカル(・OH)を遊離そこで強力な酸化をうながし、細菌を死滅させる。これを解明するのが、今後の、私の課題です。それにはまずレッド コンプレックスの定量検査が必要です。また、高濃度ビタミンCを使用する時には、血液中のG6PDの活性も調べる必要があります。歯周病菌の定量検査をし、高濃度ビタミンCの点滴をし、定量検査の結果が数値的に(ゼロ)になれば効果があると判断できます。  Guestの方で、興味を抱いた方がいれば協力をして頂きたく思います。                                          Dr.K]]>

歯周組織炎(歯周病)の治療法 No.1

そもそも、炎症って何?生体に、色々な侵襲(ストレス)に対しての生体の局所あるいは全身性の反応なのです。その病態形成にはサイトカインが関係してきます。その中で、炎症の病態に関係しているものを、炎症性サイトカインと呼びます。感染など炎症がおこった時、好中球等の炎症細胞浸潤が起こります。歯肉で言うとICT(インフィルトレイテッド コネクチブチシュー)と言い、炎症細胞浸潤の起こった結合組識で、約2㍉の幅があるとされています。    Dr.K1667007005_s                                            ]]>