テレビに出ている芸能人というのは、歯が綺麗な人がほとんどですよね。歯並びが整っているだけでなく、歯の色も白く美しいことが当たり前となっています。それだけに、芸能人のような歯に憧れる一般の人も少なくありません。
ここでは、そんな芸能人の美しい歯はどんな歯科処置によって保たれているのかを詳しく解説します。
人工的な美しさと自然な美しさ
まず始めに、芸能人の歯は総じて美しいですが、その美しさには違いがあることはご存知でしょうか。昨今のハイビジョン映像では、そうした差がさらに明確になってきました。具体的にいうと、歯の色や質感ですね。
よく目を凝らしてみると、芸能人の歯には、人工的な美しさのものと、自然な美しさのものとの2種類があることに気づきます。前者は主に、手間のかかる歯科処置を施していることが多いです。
後者は、もともと美しい歯を持っていて、普段からのセルフケアやプロフェッショナルケアを欠かしていないケースといえます。その場合は、歯科処置に関しては、PMTCやホワイトニング程度に留めていることがほとんどといえます。
自然な歯の白さはホワイトニングの可能性が高い
歯の美しさの指標となる要素に、歯の白さがあります。歯が白いと、それだけで口元が美しく見えますからね。ですから芸能人の歯の色は、とても白いです。この白さが何によって保たれているのかについては、個々人にきちんと聞いてみないとわかりませんが、ホワイトニング処置を行っている人は少なくないかと思います。
特に、歯の色が自然な白色を呈している場合は、ホワイトニングで歯を白くしている可能性が高いです。ホワイトニングは、歯が持っている元々の白さを引き出す上で、適した処置ですので、上手く治療すれば自然な色の美しい歯を手に入れることができます。
その反面、元々の歯の色がそれほど白くなかったり、ホワイトニング処置を失敗したりすることがあれば、それほど綺麗な白にはならないことがありますので、注意が必要です。
人工的な美しさと自然な美しさ
芸能人やテレビに出ている有名人の歯を見ていると、時折、不自然なほど真っ白な歯を目にすることってありませんか?しかも、全ての歯が同じように色が白く、ちょっとした違和感が生じることもあります。
こういったケースでは、ホワイトニングではなく、また別の歯科処置を施していると考えた方が自然です。具体的には、ラミネートベニアやセラミック治療、それからインプラント治療です。これらはプラスチックやセラミックなどによって、歯の表面を覆いますので、元々がどんな歯の色であっても、確実に歯を白くすることができます。
ただし、プラスチックにしろ、セラミックにしろ、これらは人工物ですので、歯を真っ白にすることはできても、天然歯の質感や色彩を完全に再現するのは困難といえます。その結果、歯が不自然なほど真っ白になることがあるのです。
歯のマニキュアは芸能人にとって実用的
歯を白くする方法に、マニキュアを塗るという選択肢があります。いわゆる歯のマニキュアと呼ばれるもので、ちょっとした歯の汚れであれば、手軽にごまかすことができます。
例えば、1時間の番組で、ほんの数分だけ出演時間がある場合などは、歯のマニキュアでもって、歯の汚れをマスキングしてしまうのもひとつの手といえます。そして実際に、歯のマニキュアを活用している芸能人もいらっしゃることでしょう。
ただ、気を付けなければいけないのは、あくまで汚れをごまかしているだけですので、歯そのものは白くならないという点です。また、使用した後にきちんと洗い流さなければ、歯面に汚れが付きやすくなるため、口腔内の衛生状態を悪化させる原因になりかねません。
まとめ
普段からハイビジョンカメラで接写される機会のある芸能人にとって、口元の美しさは非常に重要です。それだけに、ホワイトニングはもちろんのこと、様々な審美歯科処置を施している人がいらっしゃいます。
よく見ると、意外なほど歯の白さにも違いがありますので、これからテレビを見る際には、芸能人の歯の色や質感に注目してみてはいかがでしょうか。