やわらかめの歯ブラシは歯を痛める?対策や正しい硬さの選び方も解説

やわらかめの歯ブラシは歯を痛める?対策や正しい硬さの選び方も解説

皆さんは普段、どんな硬さの歯ブラシを使っていますか?

市販されている歯ブラシには、たいてい「やわらかめ」「ふつう」「かため」の3種類が用意されていますが、やはりもっともよく使われているのは「ふつう」でしょう。

ただ、歯茎の健康を考えて「やわらかめ」を選んでいる人も意外に多いでようです。
けれども、やわらかめの歯ブラシを使用することで、逆に歯や歯茎に痛みを感じるケースも少なくありません。

今回は、やわらかめの歯ブラシなのに歯を痛める理由、やわらかめの歯ブラシで強く磨くことによるデメリットや、歯ブラシの硬さの正しい選び方についても解説します。

 

医療法人社団ハーツデンタルクリニック 院長(歯科医師、歯学博士)監修
監修者 歯科医師 永橋克史
監修者 歯科医師 永橋克史 ハーツデンタルクリニック西白井駅前の院長。城西歯科大学(現 明海大学)卒業。仕事でうれしい時は思うような治療ができ、患者様に喜ばれ、お礼を言われたとき。
ハーツデンタルクリニック西白井駅前
監修者 歯学博士 高田耕司
監修者 歯学博士 高田耕司 日本歯科麻酔学会認定医、歯学博士。麻酔での無痛治療を得意としている。
ハーツデンタルクリニック八千代中央駅前
監修者 歯学博士 加瀬武士
監修者 歯学博士 加瀬武士 ハーツデンタルクリニック谷塚駅前の院長。日本大学歯学部歯学科卒業。補綴学を専門分野としている。
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前


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歯磨きをする際の適切な力とは?

 

力強くゴシゴシと歯を磨けば磨くほど、それだけ歯垢も落とせるように感じますが、実はそうではありません。

 

ブラッシング圧とは?

 

歯ブラシを使って痛いと感じる第一の原因に、歯ブラシを動かす力である「ブラッシング圧」が挙げられます。

ブラッシング圧が強すぎると、当然のことながら歯や歯茎を傷め、痛みを感じることもあります。

特に歯肉はデリケートな組織ですので、歯ブラシで強く磨くと、傷をつけたり、炎症を起こさせたりする可能性があるのです。

 

適切なブラッシング圧とはどれくらい?

 

適切なブラッシング圧は、150~200gだと言われています。
「歯ブラシの毛先が開かない程度の力」で、想像以上に弱い力である点に驚かれた方が多いことでしょう。

このブラッシング圧を実現するには、歯ブラシをペングリップで握り、軽く磨きます
ペングリップとは、文字通り鉛筆の握り方を意味します。

ペングリップで歯ブラシを握ると、強い力で歯磨きをするのが難しくなりますので、ゴシゴシと強いブラッシング圧で歯磨きをしてしまう方にはおすすめの握り方だと言えます。

 

やわらかめの歯ブラシはブラッシング圧が強まる!?

 

やわらかめの歯ブラシを使っても、歯や歯茎を傷つけてしまう場合があるのは、なぜなのでしょうか。

たとえば、歯ブラシの毛先がかたいと、少し力を入れただけで、歯に付着した汚れを簡単に落とせそうにイメージをされると思います。
逆に、やわらかめの歯ブラシだとかなり力を入れなければ、なかなか歯垢が落ちないといったイメージをされる方が多いことでしょう。

このようなイメージのまま、やわらかめの歯ブラシを使うと、強いブラッシング圧で歯や歯茎をゴシゴシと磨いてしまうことになり、結果、痛みを感じてしまうのです。

 

やわらかめの歯ブラシで強く磨くデメリットは?

 

やわらかめの歯ブラシでも歯を強く磨きすぎると、具体的にどのような悪影響が現れるのでしょうか。

 

エナメル質が削られて知覚過敏になる

 

歯の表面を覆っているエナメル質は、人体でもっとも硬い組織です。
そう簡単に壊れることはなく、一生涯使い続けることも可能です。

しかし、やわらかめの歯ブラシでもゴシゴシと強圧で磨けば、表面に傷がつきます。
毎日何度も強く磨き、それを数年間にわたって続けていると、さすがのエナメル質も削られていってしまうのです。

すると、いわゆる“摩耗”という現象が起こって歯質が薄くなり、歯の表面と神経が分布している象牙質との距離が近づいて知覚過敏の症状が見られるようになります。

 

歯茎が下がって戻らなくなる

 

やわらかめの歯ブラシでも、強圧でブラッシングすることが習慣化している人は、無意識のうちに歯茎までブラッシングしており、気付いたら歯茎が下がっている場合もよくあります。

歯茎が下がると歯が伸びたように見えて、見た目が悪くなります。しかも、一度下がった歯茎はもとに戻せません。

 

歯根面が露出して虫歯になるリスクが上昇

 

やわらかめの歯ブラシで強くブラッシングした結果、歯茎が下がると、歯の根の部分である歯根面が露出します。

歯根面にはエナメル質が存在していないため、虫歯菌がつくる酸への抵抗力も低くなり、虫歯になるリスクが急上昇します。

 

炎症を起こしてしまった場合は歯科医院に相談を

 

歯肉が腫れる歯肉炎や、歯槽骨が溶ける歯周炎などを発症している場合は、やわらかめの歯ブラシでも、歯磨きの度に痛みや出血が生じることが珍しくありません。

そのような症状があるときには、まずは、歯科医院にて歯肉炎、歯周炎、歯周病にかかっているかどうか診てもらい、かかっているのであれば、それらを治療してもらいましょう。

西白井駅から徒歩1分のところにあるハーツデンタルクリニック西白井駅前では、丁寧なカウンセリングをしたのちに患者さんに最適な治療方法をご提案します。

あわせて、歯肉炎、歯周炎、歯周病を引き起こした原因のひとつである、ブラッシング方法の改善することが重要だと言えます。

西白井駅から徒歩1分のところにあるハーツデンタルクリニック西白井駅前では、歯科医師、歯科衛生士がプロの視点から正しいブラッシング方法をお教えいたします。

 

歯ブラシの硬さの正しい選び方は?

 

冒頭で述べたように、市販の歯ブラシは、一般的に「やわらかめ」「ふつう」「かため」の3種類から硬さを選べますが、何を選ぶのがベストなのでしょうか。

 

特別の理由がなければ「ふつう」

 

短時間で力強く、ゴシゴシ磨きたい人は「かため」を選びがちですが、その方法だと歯や歯茎を傷つける恐れがあります。

特別な理由がない限り、歯ブラシの硬さは「ふつう」を選んでください。

 

すでに歯茎に炎症がある場合は「やわらかめ」

 

すでに歯肉炎や歯周炎などの炎症を引き起こしている場合には、やわらかめの歯ブラシを使ってやさしく磨き、状態が悪化しないようにしましょう。

歯周病による歯茎の腫れや出血が認められたする場合は、「やわらかめ」を選んでも良いですが、理由がなく「やわらかめ」を選ぶと強く磨きすぎて、かえって歯の健康に害を及ぼすケースがあるので「ふつう」を選ぶことをおすすめします。

 

まとめ

 

やわらかめの歯ブラシを使っていると、ついつい強い力で歯を磨いてしまいがちです。
その結果、歯や歯茎に強い負担がかかり、歯周病を発症するというケースも珍しくはありません。

したがって、やわらかめの歯ブラシを使っていて、歯や歯茎が痛いと感じる人は、まずは、歯科医院で適切なブラッシング圧を学びましょう。すでに歯周病にかかっている場合は、すぐに治療を受ける必要があります。

歯周病は歯茎に炎症を引き起こすだけでなく、歯を支えている歯槽骨を溶かす場合もあります。歯磨きの際の痛みや出血は、歯茎が悲鳴をあげているとお考えください。

それは、やわらかい歯ブラシを使っても解決できることではありません。
それどころか、逆に悪化させる恐れもあります。
できるだけ早く、西白井駅から徒歩1分のところにあるハーツデンタルクリニック西白井駅前までご相談ください。

ハーツデンタルクリニック西白井駅前には、清水口、七次台、けやき台、大山口、堀込、中木戸などのエリアから多くの患者さんが来院されています。

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