小児歯科

小児歯科を初めて受診する時のポイント

小児歯科を初めて受診する時のポイント

初めて小児歯科を受診する際は、お子様も親御様も不安や緊張を感じやすいものです。初診がうまくいくかどうかは、その後のお子様の歯科医院に対する印象を大きく左右します。ここでは、初めての小児歯科受診をスムーズに進めるための4つの重要なポイントをご紹介します。

【ポイント1】午前中に予約を取る

幼いお子様は午後になると疲れがたまりやすく、気分が不安定になることがあります。そのため、お子様が元気で集中力が保たれやすい午前中の診療がおすすめです。体力が十分な時間帯を選ぶことで、診療に前向きな気持ちで臨むことができ、スムーズな診察が期待できます。

【ポイント2】正直に説明して安心感を与える

歯医者さんが初めてのお子様は、何をされるのか分からないという漠然とした不安を抱えがちです。そのため、「痛くないから大丈夫」といった事実と異なる説明は避けるようにしましょう。代わりに、「今日は先生が歯をしっかり見てくれるだけだよ」と、具体的で安心感を与える説明を心がけてください。信頼関係を築くことが、お子様の不安を軽減する第一歩です。

【ポイント3】診療前にリラックスできる工夫を

待合室での待ち時間は、お子様にとって緊張が高まりやすい瞬間です。お気に入りの絵本やおもちゃを持参したり、親御様が声をかけて安心させたりすることで、お子様が落ち着いて診療に向かえる環境を作りましょう。また、小児歯科では子供向けに配慮された待合室が用意されていることが多いので、そういった施設を活用するのもおすすめです。

【ポイント4】診療後はしっかり褒める

診療中は緊張や恐怖心から泣いてしまうお子様も少なくありません。それでも、治療を受けたお子様の努力を認めて、「すごく頑張ったね」としっかり褒めてあげてください。ポジティブなフィードバックは、お子様の自信を育むだけでなく、歯科医院への抵抗感を軽減する効果があります。少しずつ前向きな経験を積み重ねることで、次回以降の受診がよりスムーズになるでしょう。

初診の成功は親御様の準備次第

初診の成功は親御様の準備次第

小児歯科の初診を成功させるためには、親御様のサポートが欠かせません。お子様の気持ちに寄り添い、リラックスできる環境を整えることで、歯科医院への良いイメージを作ることができます。初診をきっかけに、定期的な受診を習慣づけ、お子様の歯の健康をしっかり守っていきましょう。

むし歯は伝染する

子どもはむし歯になりやすい

子どもは、大人よりもむし歯になりやすいです。それは子どもの歯である乳歯が未成熟だからです。石灰化(せっかいか)と呼ばれる、歯が硬くなる現象が大人の歯よりも進んでおらず、酸による刺激で溶けやすくなっています。また、子どもの歯は大人の歯の半分の厚みしかないため、あっという間に穴が大きくなって、神経まで侵されてしまいます。その結果、歯痛に悩まされたり、歯を失うリスクが大きくなったりすることが多くなります。周りの歯に感染が広がるリスクも永久歯より高いです。

【子どもの歯の特徴】

・歯がやわらかい
・歯の厚みが永久歯の半分
・虫歯の進行が速く、歯の神経の症状が出やすい
・周りの歯にむし歯が広がりやすい

子どものむし歯を放置してはいけない理由

子どものむし歯を放置してはいけない理由

乳歯はやがて永久歯へと生え変わります。混合歯列期(6~12歳くらい)を経て、すべてが永久歯へと交換されることから、むし歯になっても問題ないだろうと放置してしまうこともあるでしょう。それはとても危険なことなので絶対に避けるようにしてください。乳歯のむし歯を放置すると、次に挙げるようなリスクが生じます。

むし歯だらけになる

乳歯のむし歯は感染が広がりやすいです。複数本のむし歯が重症化すると、噛み合わせが不安定となり、食べ物を噛む機能が低下します。細菌が顎の骨や全身にまで広がる危険性も出てきます。

永久歯の発育が邪魔される

乳歯のむし歯、すぐ下に控えている永久歯の発育を邪魔することがあります。エナメル質の形成不全を引き起こすことで、歯の頭の部分である歯冠がボロボロの状態で生えてきます。

永久歯が生えてこなくなる

むし歯の重症化で乳歯を早期に抜歯すると、下に控えている永久歯が生えてこなくなることがあります。これは乳歯からの「生えてこい」というサインを得られなくなるからです。

永久歯の生えてくる位置が変わる

永久歯は、病気になった乳歯を避けるようにして生えてくることがあります。その結果、永久歯の歯並びが悪くなります。

子どものむし歯を予防する方法

子どものむし歯を予防する方法【自宅】

子どものむし歯は、予防するに越したことはありません。次の方法を実践して、むし歯菌に負けない強い歯、清潔な口内環境を作りあげましょう。

食事のリズムとブラッシングのタイミングが重要

お子様の歯のトラブルを回避する上で、非常に重要となるのが食事のリズムとブラッシングのタイミングです。特に、食事の中でも間食に関しては、十分な配慮が必要となります。例えば、間食の回数が不必要に多かったり、眠る前にちょっとしたお菓子を食べたりすると、虫歯の発生リスクが高まります。
また、ブラッシングのタイミングについて、できるだけ毎食後に行うことが望ましいです。上述したように、お子様の歯は虫歯になりやすい傾向にあるため、糖質を摂取した後などにブラッシングせず長時間過ごすと、歯質の脱灰が確実に進んでいくのです。

間食の内容に関しては、できるだけ糖質の少ないものを選ぶようにしましょう。甘いものを食べるにしても、代用糖などが使用されたお菓子を選ぶと、虫歯の発生リスクを低減させることができます。

年齢別のポイント

赤ちゃんの歯磨き指導方法

赤ちゃんの歯磨きは、最初の乳歯が顔を出したらすぐに始めるのが理想的です。専用の柔らかい毛先を持つ歯ブラシを用意し、歯や歯茎をそっとなでるように磨いてあげましょう。このとき、必ずしも歯磨き粉を使う必要はありませんが、使う場合は低濃度フッ化物入りの赤ちゃん用歯磨き粉を選びましょう。歯ブラシに抵抗を示す場合は、清潔なガーゼを指に巻きつけて歯と歯茎を優しく拭く方法もおすすめです。

赤ちゃんが歯磨きを嫌がるときは、楽しい時間に変える工夫をしましょう。例えば、お気に入りの曲に合わせて磨いたり、歯ブラシを遊び道具として使ってみたりするのも効果的です。また、親御さんが積極的に歯磨きを楽しむ姿を見せることで、赤ちゃんも自然に興味を持つようになります。親が率先して良いお手本を示すことが大切です。

定期的に歯科医院で赤ちゃんの口腔内をチェックしてもらうことも忘れないでください。最初の歯が生えたら、歯科医に相談し、適切なケア方法やアドバイスをもらいましょう。赤ちゃんの歯磨きは、健康な歯の土台を作る大切なステップです。毎日の習慣として楽しみながら続けていくことがポイントです。

むし歯治療

1歳1歳 歯ブラシを持たせて慣れさせましょう。
2歳2歳 自分で磨こうとします。一緒に磨いて真似をさせると歯磨きが習慣になります。
3歳〜5歳3歳〜5歳 乳歯が生えそろう時期。自分で磨くようにしますが、磨きは不十分です。必ずチェック磨きをして、磨き残しがないようにします。
6歳以上<6歳以上 永久歯が生えます。子どもの「自分で磨く」気持ちを大切にしましょう。仕上げのチェック磨きは最初の永久歯(六歳臼歯)を中心にしてください。

仕上げのチェック磨きを忘れずに

子どもがきちんと歯磨きができるようになるのは、かなり大きくなってからです。それまでは、お母さんが必ずチェック磨きをしてあげてください。歯と歯のすき間、歯の裏側、奥歯の磨きにくいところなどは、特にていねいに磨いてあげましょう。毎日のチェック磨き(仕上げ磨き)がお子様の歯を守ります。

キシリトール

キシリトールは天然の甘味料です

主な原産地はテレビCMでもお馴染みのフィンランド等の北欧で、私たちの身近なところではイチゴなどにも含まれていますし、私たち自身も自分達の肝臓で一日に15グラム程度のキシリトールを作っています。キシリトールはWHO(世界保健機構)から安全性が認められている安全な甘味料です。砂糖と同程度の甘味を持っていながら、カロリーは40%も低いのです。

食後にキシリトールを摂取する方法

長期間、継続的にガムやタブレットで食後にキシリトールを摂取することを習慣化して、継続的に行うのが最大のポイントです。フィンランドでは国の政策として、学校での食後にキシリトール入りのガムやタブレットが配布され、徹底したむし歯予防を行っています。食後にキシリトールを摂取する習慣があるフィンランドでは、15年間に実に約80%ものむし歯を減らすことに成功しましたそうです。この効果を試さない手はありませんね。

子どものむし歯を予防する方法

子どものむし歯を予防する方法【歯科医院】

歯科医院では、次の方法で子どものむし歯を予防します。

歯のクリーニング

歯ブラシによるブラッシングでは取り除けない「バイオフィルム」や「歯石」などを一掃します。

ブラッシング指導

お子様のひとり磨きと親御様による仕上げ磨きの方法を歯科衛生士がレクチャーいたします。子どもの頃に正しいブラッシング法を身に付けることで、大人になったからもむし歯とは無縁の生活を送れるようになります。

フッ素塗布

フッ化物が配合されたジェル(9,000ppm)で、子どもの歯を硬くします。市販の歯磨き粉(1,500ppm)よりもフッ化物濃度が高く、歯を強くする効果も高くなっています。

シーラント

子どもの奥歯の複雑な溝をレジン(プラスチック)で平らにする処置です。食べかすや歯垢がたまりにくくなるため、むし歯リスクが大きく減少します。

フッ素塗布の効果と頻度

フッ素塗布の効果と頻度

フッ素塗布は、歯を強化し虫歯予防に高い効果を発揮します。歯科医院では、9000ppmFという高濃度のフッ化物ジェルを使用することが可能です。これは一般的な歯磨き粉の約6倍の濃度で、歯をより効果的に保護することができます。この施術は専門の資格を持つ歯科医師や歯科衛生士のみが行うため、安全性も高いのが特徴です。

適切なフッ素塗布の頻度は、3–4か月に1回程度とされています。この頻度での施術により、歯の再石灰化を助け、酸に対する耐性が高いフルオロアパタイトを形成する効果を得ることができます。頻繁に行う必要はなく、適切なタイミングで行うことが重要です。

自宅ではフッ化物配合の歯磨き粉を使うことで、歯科医院でのフッ素塗布の効果を補完できます。日々の丁寧な口腔ケアと専門的なケアを組み合わせることで、虫歯のリスクを大きく減らすことが可能です。定期的なフッ素塗布を取り入れながら、健康な歯を維持していきましょう。

子供の口臭対策方法

子供の口臭対策方法

子供の口臭を防ぐには、日々のケアが何よりも重要です。毎食後の歯磨きを習慣化し、歯ブラシに加えてフロスや歯間ブラシを使用してプラークや食べかすをしっかり取り除きましょう。

舌のケアも欠かせません。舌苔(ぜったい)と呼ばれる舌の白い膜は口臭の一因となるため、柔らかい舌ブラシや歯ブラシで優しく取り除くようにしましょう。

また、水分補給を促すことも口臭予防に効果があります。唾液は口腔内を洗浄し、細菌の増殖を抑える働きがあります。特に、運動後や暑い日には意識的に水分を摂取させましょう。さらに、食生活の見直しも効果的です。繊維質の多い野菜や果物を積極的に取り入れると、唾液の分泌が促進され、口腔内を清潔に保つ助けになります。

口臭対策は、親子で一緒に取り組むことで習慣化しやすくなります。小さな日々の努力が大きな成果につながるため、楽しみながら継続していきましょう。

当院は北総線の西白井駅から徒歩1分程度の場所にあります。西白井、白井、小室、千葉ニュータウン、印西、鎌ヶ谷から近い立地です。 また、白井駅から2分、新鎌ヶ谷駅から3分、東松戸駅から9分ですので、船橋や松戸など千葉方面からアクセスしやすい場所にあります。医院は駅前ロータリー内にありますので、雨の日でも安心です。
ハーツデンタルクリニックではオンライン資格施設基準を充足しています。
◆マイナンバーカードリーダーを設置、オンライン資格確認を行う体制を整えております。
◆当該歯科医院受診の患者様には、受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他の必要な診療情報を取得・活用して適切な診療を行います。

ハーツデンタルクリニック西白井駅前

所在地 〒270-1435
千葉県白井市清水口1丁目1−4
電話番号 047-401-1161
診療時間 10:00~13:00/14:30~19:00
休診日 お盆、正月 毎週火曜・木曜
交通 西白井駅徒歩1分
診療時間 日祝
10:00~13:00 × ×
14:30~19:00 × ×